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2009'01.18 (Sun)

週末の日課

母に会いに行く。

本郷にある施設に居るのだ。
大きな花器にいけられた華やかな花。
季節感あふれる飾り付け。
場違いな華やかさ、豪華さ。

老いる悲しさが少しは緩和されるのだろうか・・・

そこに毎週会いに行く。

いろいろなことが衰えてはいるが、
お茶を入れるのは昔と同じ。
彼女の得意技なのだ。

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御湯呑みにお湯を入れて、
一呼吸、二呼吸。
ころあいの温度を見計らって急須に注ぐ。
お茶の葉の量にも、母のこだわり。
葉が開くまで少し待つ。
そしてゆっくりと注いでゆく。
とても、丁寧。

美しい緑。
お茶の香り。
やわらかな甘みのある味。

私は、大威張りでお茶を入れてもらい
ダメ娘、などとお説教されたりしながら
ゆっくりといただき、帰ってくる。


生きてきたように老いてゆく。
そして、生きてきたようにしか、死ねない。

そんなことを、感じさせられる
毎週の母のところへの訪問です。   クローバー


 
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テーマ : 日常雑感 - ジャンル : ブログ

12:59  |  我が家・家族・自分のこと  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

★静かな感じのいいブログですね。

初めまして。61歳のブロガーです。生きてきたように老いてゆく。そして、生きてきたようにしか、死ねない。.......
すごい文章ですね。私も常々そう思っていましたが、こんなに短い言葉でこんなに深く表現できるとは。お母さまを見守る哀しみの中から生まれた言葉だからでしょうね。
私のブログ名は「故郷の廃家」と言います。なんとなく親近感を抱いて
立ち寄ってみて、すごい言葉をいただきました。
また、立ち寄らせていただきます。
沈丁花さん | 2009年01月19日(月) 03:04 | URL | コメント編集

★沈丁花さん へ

コメント有難うございます。

母の日々の生活を見てきて、
今の彼女のありようは、今までの母の歩みの上にある現在なのだ、
ということを、実感しています。

良いことも、悪いこともその生きざまの上にある。
その延長上に彼女らしい、人生の終わりが来るのだろう、と思っています。

友人のお母様がつい最近亡くなられて、そんなことを思ったのかもしれません。
jtstj | 2009年01月19日(月) 10:27 | URL | コメント編集

★No title

自分が50歳になり、人生折り返し地点をこえると、「老い方」ということを意識するようになりますよね。
そういう点で身近な両親の生き方は参考になります。

どんな「老いかた」もその人らしく老いていきますね。

専務は若い時から思慮深く、端的でいて重みのある表現が上手でしたね。

考えようによっては、週末親子でゆっくりお茶を飲んで話をするということはいい親子関係が保たれると思います。
一緒にいたら日常の自分の生活が優先して時間が過ぎ、あえて親子の会話の時間をとることもないと思います。

生きている時も死ぬ時も 自分流 ですね。
バッチ | 2009年01月19日(月) 15:01 | URL | コメント編集

★バッチ さんへ

まあ、思慮深いなんて、嬉しいお言葉・・
褒めすぎよ・・・というか、言われたことないです。
むしろ、無思慮・無分別・・みたいな山オンナでしたから。

母との時間は、離れて生活していればこそ、だと思います。
そして相変わらず、母親はいつでも母親です。
動作が粗野だとか、今だにお説教されたりします。
それで、またお説教・・みたいな顔をすると、
ご指導いただく、という姿勢が無いのね。
とまた言われ・・はい、不徳の娘です・・なんて言いながら
ゆっくりと時間が流れていきます。
jtstj | 2009年01月19日(月) 15:18 | URL | コメント編集

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