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2016'02.29 (Mon)

92歳のラブレター

叔母から、年末に転倒し、大腿骨骨折をした、
とビックリな内容のハガキが届きました。
体調も回復したので、早速土曜日にお見舞いしてきました。

今は、リハビリ専門病院で、
帰宅訓練のリハビリ中ということで、訪ねた時も、ちょうど
IHクッキングヒーターを使っての調理中でした。
ゆっくり、丁寧に具材を刻み、お鍋に入れて、スイッチオン。
煮立たせないように調節しながら、ほどなく
わかめとおあげと長ネギのお味噌汁が完成しました。

ネギを煮すぎないのがお父さんの好みなのよ。と言う叔母。
私は配膳してもらい、お味噌の香りが立つ熱々をご馳走になりました。
やさしい味がして、本当に美味。
自宅に帰り、せめてお味噌汁をつくってあげたい、
というのが目下の希望なのだとか。
そのために、筋トレもすごく頑張られていますよ。
とスタッフの方に褒められて、叔母はちょっと嬉しそうでした。


92歳の叔父はこの1件で、介護施設に緊急入所したのだそうだ。


叔母が書いた手紙を、子どもたちが施設の叔父に届けてくれる。
でも、そのまま彼らは帰って仕舞うから、いつも返事がなかったの。
と少々不満げ言った叔母だけれど
でもね、お嫁さんが、お父さんの返事を又届けに来てくれたのよ。
とニッコリして、大切そうに叔父の手紙を取り出し、見せてくれました。

しっかりとした、見覚えのある叔父の字。

「・・・貴女もたいへんだと思いますが、私は大丈夫ですから、しっかり治療に専心して下さい。
・・・また貴女と以前のような生活に戻りたいです。
貴女の笑顔を見ることが私の希望です・・・返事もままならず、ごめんなさい。」

などと、書かれていました。

大切なお守りなの、と折りたたんで仕舞ったポーチは、
丁寧な叔母の手仕事の物のようでした。


なんて仲の良い二人なのか。
92歳の叔父からのラブレター。
二人が別れて居るなんて、年をとるのは哀しすぎる・・・

二人の家に帰り、以前と同じ生活を取り戻すことが、
叔父にとっても叔母にとっても、生きる支えなのだろうけれど
・・・それは叶うのだろうか・・・と悩ましい思いで
今度は叔父の施設に向かいました。




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Comment

本当に仲がいい夫婦ですね。

年をとればとるほどかけがえのない人になるようですよ。
うちにきている患者さんでも奥さんが入院すると寂しくて落ち込んでしまうだんなさんが数人います。
80歳過ぎのご夫婦です。



叔母さんは夫におみそ汁を作ってあげたいという目的があるからリハビリも頑張れるのでしょうね。
バッチ | 2016年03月03日(木) 21:06 | URL | コメント編集

★Re: バッチさんへ

素直に、叔父からの手紙を喜び、大切にしまい、
お守りなの、と見せてくれる叔母の姿は、可愛らしいな、と感じました。
・・・まるで恋人からのラブレターに胸躍らせる、少女のようでした。

目的があり、それが大切な人のため、というのは、生きるエネルギーの源になるのですね。
子どものためなら頑張れる、というのはわかる気がするのですが、
永年連れ添った夫のため、というのは・・・その年になれば、そういう気持ちになるのでしょうかね?

亭主丈夫で留守がいい、という言葉の方がピタッと来てしまう私ですが・・・
jtstj | 2016年03月04日(金) 09:45 | URL | コメント編集

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