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2018'03.14 (Wed)

お弔いで思った事

先週、山岳部の先輩Sさんのお母様のご葬儀がありました。
お年は90歳。
昨年の秋に、台所のリフォームをさせていただいたのです。
ご自身でお料理をされていて、毎朝の散歩、体操会の参加も
欠かさずになさっていた、とその時うかがいました。
おちゃめなお母様だったと思います。
リフォームの時、
お嫁さんが、み~んな捨てちゃうのよ。
でもね、案外、困らないの。
要らないのかもしれないわね。
そんなふうに言って、お嫁さんと笑いあっていました。
お孫さんが6人。ひ孫が11人。
お孫さんの結婚式には全部出席されたのだそうです。

Sさんと夫は山岳部の同期で、遭難事件を起こし、
本当に、たいへんな心配をおかけしたのでした。
遭難現場に向かう時、お母様がハンドバッグに
500万円の現金を持っていらした、というのを始めてうかがいました。
Sさんの小学校からの幼馴染の方に、とても平静ではいられない。
一緒に行って欲しい、と頼まれたのだそうです。
夫も私も顔見知りのSさんの幼馴染の皆さんの話もうかがって、
改めて、Sさんのお母様は、動じない、立派なお母様だったのだな、
と思いました。

3人の子供の母親。
Sさん一人とってみても、どれほどの心労があったことか。
男の子を育ててみて、私もしみじみ感じます。
自分のやりたい事を、やりたい方法で思う存分やって来たと思われるSさん。
私は、私のやって欲しい事を私のやり方でさせようと、
子どもを強制してきたのではないか。それをしつけとか
あなたたちの為、なんていう言葉でごまかしてはいなかったか。
お顔を見ながらそんなことを思いました。

Sさんは親思いの、やさしい包容力のあるステキな先輩です。
登山をやめさせようとはなさらなかったお母様。
素晴らしい母親の生きざまだと改めて感じました。

さて、ひ孫君の中にSさんに良く似ているチビ君が居ました。
色が黒くて、目がクリクリと良く動き、好奇心のかたまりみたい。
靴を脱いでしまって、シャツはズボンから出ちゃっていて、
ママやらパパやら周りの人が履かせたり、身なりを整えたり。
やっとじっと椅子に座らせられて・・・深いため息。
・・・なんて可愛らしいのでしょう。

お母様の命は大きく豊かに繋がっていました。

どうぞ安らかに。






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Comment

私もその遭難事件覚えています。

滑落したところで雪洞を掘って昼間は寝て夜はラジオを聞いて起きていたので凍死しないですんだと。

ヘリコプターで捜索するので金銭的にも山岳部はOBの援助が不可欠だと言っていたと思います。

生きて帰ってこられて本当に良かったな、知恵を働かせることは大事で、最後まであきらめないことも大事なことだと思いました。
バッチ | 2018年03月21日(水) 09:46 | URL | コメント編集

★Re: バッチさんへ

お正月休み、冬の北アルプスでの遭難事件でした。
白馬岳の頂上直下、稜線から雪庇を踏み抜いて転落したのでした。
しかも転落から天候が悪くて救助にも行けないし・・・そのまま4日か5日
経過してしまったのでした。絶体絶命のピンチでしたよね。

夫とSさんの絆というのは、計り知れないものがあるのだと思います。
絶対に、あいつが助けに来てくれると思ってた。
とSさんは言っていましたから。その通りに救助できたのだけれど、
Sさんの精神力、体力、気力や知力など、全てが人並み外れたスケールだったのだと思います。
地上で大騒ぎする中、Sさんは雪洞の中でラジオを聞いて、
おすもうで誰が優勝したか、とか自分のニュースなども知っていたのが印象に残っています。
凍傷の足を引きずりながら、学校に来てました。なつかしいです。
jtstj | 2018年03月22日(木) 14:42 | URL | コメント編集

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