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2018'09.12 (Wed)

帰りたい場所

介護の真っただ中に居る友人から
近況を知らせるメールが来ました。

お母さまは、体調が思わしくなく、
入院したことで認知機能も衰えて足腰も弱ってしまって、
とだんだんに思わしくない状況に進んでいるようでした。
毎日病院に見舞うのだけれど、そのたびに「帰りたい!!」
と強く言われるので、切ないと書かれていました。

帰りたい。
この言葉は、私の母親もさんざん言っていました。
でも、家に居る時は、
息子たちが泥棒するから、こんな家には居られない。
真夜中にゴキブリが出た、ネコが来て隠れた、などと言い
タンスまで動かして、それでもネコもゴキブリも見つからないと
おちおち眠って居られない。これなら清潔な施設の方がずっと良い。
などと言いつのっていたのですが、
施設に入り、名前は○○様と呼ばれ、書道とかちぎり絵とか
自分の好きなレクリエーションもたくさんあり、
食事も器にまで配慮したおいしそうな食事が供されていたのに、
やはり、ここに何時まで私を置いておくの?
早く迎えに来なさい。まるで私は島流しだ。
などと言っていたのでした。

どこに帰りたかったのか?

決して、私達家族と同居していた自分の家では無かったのだろうな、
と思うのです。
自分が一家の主婦、中心として家庭を切り盛りしていた頃、
父も元気で愛犬も元気で、大変な事もあっただろうけれど、
それもこれも乗り越えて行く、力に溢れていた時代。
その頃の家か、もしくは、
自分自身が子どもだった、父親や母親の庇護の下に居た
幼かった頃の家、実家なのではなかったか、と。

どこに居ようとも、たとえ思い通りにしてあげたとしても、
もはや幸福感を得られないのではないか。
老いた現実が受け入れ難く、よろず不如意の原因は、
自分の老いではなくて、全てが身近な介護者が原因になってしまうのだから。

家に帰らせてあげられないだろうか、と思案する友。

絶対に止めた方が良いと思います。
と強く言い切った私。

薄情者かな?















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13:07  |  日常雑感  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

私も専務と全く同じ考えです。


結局どこに行っても不満が出てきて最終的には
こんなに長く生きるとは思わなかった。
こんな状態になってまで生きていたくない。
なんていうことになる人が時々いますね。


時代が変化するとともに自分も変化しているのですよね。

バッチ | 2018年09月12日(水) 13:42 | URL | コメント編集

★Re: バッチさんへ

老いる、というのは悲しいけれど、誰も避けられないし、
潔く受け入れられるように、と願っています。

可愛らしい、性格の良いおばあさんになりたい、
と言ったら、性格の良いおばさんじゃないと、いきなり
可愛いお婆さんには成れないよ、と言われました。

まさにその通り。
私は・・・意地悪ばあさんかな。涙
jtstj | 2018年09月12日(水) 14:26 | URL | コメント編集

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