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2010'07.22 (Thu)

友への手紙

美味しいお菓子と手紙、有難うございます。
西武に行けば売っている、なんて言わないで。
好物を、覚えていて、贈って下さったのですから、やっぱり特別なお菓子です。
上等なお茶を淹れて、ゆっくりといただきました。
あと何回か、そんなお茶の時間を楽しもうと思います。

・・・でもね、お茶をいただきながら、思うこと。それは、あなたのことです。
学生時代の山での日々、お互いに結婚して子どもができてからの、ディズニーランド、
札幌でのスキーや、雪祭り、お台場に出かけたり、家族一緒に遊んで、
美味しいご飯をいただいたりした、本当にいろいろなことが思い出されます。

あんなにも、どっしりと頼りがいがあり、真面目な顔してひょうきん者だったあなた。
あなたをこんなにも深く悲しませ、傷つけていることは何なのだろう、と考えます。

自分の支えになり、生きる力の源になるのは家族だけれど、
また自分を深く傷つけ、絶望の底に突き落とすのも、残念ながら
家族である、ということ、ありますよね。

私は最近、自分にこう言い聞かせています。
完璧な親の姿、夫婦の姿からは、遠く及ばない自分であっても、
私はその時々で真面目に精一杯やったのだ。ベストを尽くしたのだから、もう充分なのだ。
あとは、子どもたちが、いつか人生という旅路の中で、
彼らなりの時と方法で学び、気づいていくのだろう。
謙虚に社会、人生から学べますように、私はそっと祈ろう。
そして、くよくよしないで、今目の前の家族とのかかわりに精一杯力を注ごう。

究極的には、子どもたちが、厳しい社会の中で生きることに絶望してしまわないで、
しっかりと生きていってくれること。それが私の望みではないのか。
それならば、彼らを愛し続け、いつでも帰ってこれる最後の砦に私がなれるように。
自分もまたしっかりと、人生から学ばなくては。
そんなふうに思い、気持は伝えるけれど、決めるのは息子たちなのだから、
見守ろう、そんなスタンスになりました。
でも諦めているわけではないのですよ。
いつか私の望み、願いはかなえられると、明るい気持ちなのです。
ひたむきな生活のいきつく先は、どんな形にしろ、きっと自分が納得できる、
思いもかけない幸せなものなのだと、
不思議だけれど、今は素直にそう思っています。

手のひらからはどんどんこぼれて時は進んで行くね。
とあなたは言います。
でも、時間が経つことが救いになることもありますね。
相次いで、ご兄弟を亡くされた知人が、しみじみと言っていました。
いっそ気が狂ってしまえれば、どんなにか楽だろう。
でもそうはならなくて、正気で時間をやり過ごすしかなかった。
そんな時間の積み重ね。時間だけが癒し薬。
彼女は今、時に癒された、とやさしく語り、輝いています。
明けない夜はありません。
彼女が言うと、説得力があります。

また会いましょう。その時を楽しみにします。
夜明けはもうすぐです。

テーマ : 日常雑感 - ジャンル : ブログ

15:57  |  我が家・家族・自分のこと  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

なんだかずっしりと重たい内容ですね。

専務と専務の友人の何事にも真剣に真面目に向き合い、取り組む様子が伺えます。

私は子供に対しては「親より長く生きればそれで親孝行」と思っています。

自分が生きてきて得た知恵、社会性、文化は伝えますが、それをどこまで取り入れるかはその子の考えによって違うものだと思っています。
バッチ | 2010年07月24日(土) 16:16 | URL | コメント編集

★Re: バッチさんへ

人生、予期せぬいろいろな出来事があるものです。
楽しく幸せなことも、そうじゃないことも。

遠く離れた友人なのですが、彼に私ができること・・
日々、彼が希望を見出し、癒されますように、
と祈ること。それから、私が何か彼の役に立てますように、
と祈ること。

それしかできないのがもどかしいけれど、仕方ないです。
でも、必ずいつか、夜は明ける。
信じています。
jtstj | 2010年07月25日(日) 10:58 | URL | コメント編集

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