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2011'03.03 (Thu)

老いの準備・・母の場合

この家を建てたのは今から18年前。母が64歳の時でした。

階段昇降機を取り付けて、家中バリアフリー。
自分の部屋にはミニキッチンとトイレがありました。
TESの床暖房で家中冬でも暖かく、ヒートショックの無いように。
母なりに、終の棲家、と思い定めての家だったのだろう、と思うのです。

でも、その母は今、施設に居ます。
足腰が弱った時のための階段昇降機は、本人には用無し。
私がアキレス腱を切った時に利用させてもらいました。
夜中のトイレは便利だったろうけれど、
ミニキッチンを使えたことは、何回くらいあったのでしようか。


予定通り、思惑通りには、人生進んではいかないものです。
準備したことは予想に反して、役に立つことが無かったような気がします。

終の棲家で生活が続くはず。
そう思って手つかずだったクローゼットや母の部屋、
納戸に取り残された、ありとあらゆる母の持ち物が、
今だに我が家にはたくさんあります。

着物、洋服、バッグ、草履や履物、装飾品、
手紙や写真、お茶道具や大量の花器、硯や墨、和紙。
裁縫道具や端切れ、父の本、父の着物etc

その山を前に、踏ん切りのつかない私が居ます。
もう、母がこういう物を身につけ、使うことは無いだろう、
と頭ではわかっていても、きれいさっぱりと捨ててしまうこともできず、
大切な書類などを探しながら、それでもだいぶ処分はしたのです。

001haha.jpg

この家にずっと暮らすつもりだったのよね。
ヒマに任せてガラクタを整理するの。気のすむように片づけて、毎日過ごすわ。

そんな目論見は実現することがありませんでした。


自分の思い出の品も含めた持ち物の整理。
だいそれた準備ではなくて、私はまずそれをしたい、と思います。
でも、その前に私は母の持ち物との、決別をしなくてはなりません。

なかなか、たいへんです。



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テーマ : 日常雑感 - ジャンル : ブログ

17:00  |  我が家・家族・自分のこと  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

>着物、洋服、バッグ、草履や履物、装飾品、
>手紙や写真、お茶道具や大量の花器、硯や墨、和紙。
>裁縫道具や端切れ、父の本、父の着物etc


持ち物を見るだけでも日本文化を身につけた教養のあるかただったことがうかがえますね。

専務のお母様の年代の人はものをなかなか捨てられないのですよね。
私の母も然りです。



私でさえも学生時代にお花を習っていた時に買った花器は数回の引越しを経ても、今、まだ持っています。
使うことのない硯も持っています。


小学校の時にもらった手紙もいまだにとっています。


しまえるところがあると、捨てるという選択を後回しにしてしまいます。


空間が一番高価なもの、だからモノは少なくして家を広く使う・・・と思っていても捨てる、捨てない、決別するという判断には時間がかかりますね。
それがないからといって、不便でさみしいものでもないのに。

残しておくところは、自分の脳に記憶すること、そして、DVD、カメラにとってコンパクトにしておくことかなとも思います。
バッチ | 2011年03月06日(日) 17:37 | URL | コメント編集

★Re: バッチさんへ

母の持ち物、文字で書くと、イメージが良いのかもしれないけれど、
みんな古びていて、年季が入っています。
それに、使わない、着ないでただそこにある、というのは
正しくないですよね。

自分の持ち物の方が、サッサと処分できそうな気がします。

バッチさん、大学時代、お花のピンク色の包みを抱えて
学校に来ていたこともありましたよね。
なつかしく思い出しました。
jtstj | 2011年03月07日(月) 09:45 | URL | コメント編集

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